KINGDOM HEARTS キーバックカバー 鑑賞記録2
弟子たちが集まっています。
「このなかに裏切り者がいる」
イラ(ユニコーン)の言葉に対しざわつく弟子たち。イラは、自分のまわりを嗅ぎ回っていたという猫…ナイトメアをみんなに見せます。
3Dで散々お世話になったドリームイーターのスピリット、実はマスターが作り出したものだったみたい。
マスターはスピリットを使い魔として弟子たちに与えましたが、主が心を闇に染めてしまうとその者に従うスピリットは悪に染まりナイトメアになってしまう、そしてナイトメアは他者を悪に染め仲間を増やそうとする、との注意を伝えていました。
なるほど…。
じゃあ各々が自分のスピリットを呼び出せば犯人がわかるのでは?
でも弟子たちは自分だけではなくユニオンに所属する人々のスピリットも従えているので、たくさんのスピリットの中からナイトメアになっていない子を呼び出せばばれずにすむ。
犯人を見つけることは難しそうです。
また、この時代には”バングル”を着けた者が”罪”を回収することを認められており、それはみんなの中でも認められていたのですが、ここへ来て、その”バングル”を広めたのがナイトメアなのではないかとイラは言い出しました。
”罪”を回収するだけならいいが、回収した上でそれを力として使うことは闇の力を使っていることと同じだと。
そして、”バングル”は誰でもが生み出せるものではないため、やはりこの中の誰かが怪しいと考えている様子です。
でもそんなふうにまっすぐぶつかって誰が名乗り出るでしょうか。
話し合いはけんか別れに、みんな帰ってしまいます。
一人残ったインヴィ(蛇)がイラに何を焦っているのかと聞くと…
未来のすべてが記されているはずの予知書に今回の件が何も書かれていない。つまり、何者かが予知書のその部分を隠したのではないか、とイラは考えています。
確かに筋はとおっている。
マスターが意図的にそうしたかもしれないけど彼はもういないからわからない。
インヴィも、自分の使命としてみんなの動向を注意しておいてくれるようです。
よかったね。
数日後
イラとインヴィ以外の3人が集まっています。
アセッド(熊)はだいぶお怒りのご様子で、なんと、禁止事項であるユニオンの同盟を結ぶことを2人に打診してきました。
闇の力が動いていることはみんな感じており、イラは頭でっかちで行動が遅いから、手遅れになる前に結束して闇の脅威に備えようと。
グウラ(豹)は、ユニオンのメンバーには伝えないことを条件に同盟を組むことを飲みます。
アヴァ(狐)はマスターの教えを守るとして受けないことに。
そこへ、もうひとり招かれていたインヴィが。同盟の話を聞くや否や「マスターの教えに背くのか」とアセッドを怒ります。
アセッドの心に闇があるのではないかと口をすべらせてしまうインヴィに激怒する熊。インヴィがみんなを監視してそれをイラに告げ口しているんじゃないかと問い詰めます。
もう…ばらばらですね…。
勢力が不均衡になるのはよくないよ。熊いやだなあ、いらいらする。