もっこもこブログ

主に自分のためのゲームのプレイ記録。ネタバレしかありません。実況を見る時間もないという忙しいあなたへ。

KINGDOM HEARTS 2 プレイ記録番外編その2

番外編その2は裏アンセムレポートのまとめ(抜粋)です。KH1ではアンセムレポートを集めるのは結構大変でしたが、2ではストーリーを進めれば自動的にもらえます。

 

1のアンセムレポートまとめはこちら

 

レポート1

長年にわたる努力が実を結び、私の治めるこの世界は”輝ける庭”と呼ぶにふさわしい楽園となった。だが光あるところには必ず闇がひそむ。この楽園を守るためにも、私は”人の心の闇”の謎を解き明かさねばならない。

まずは人の心の奥底をさぐる実験を行おう。我が6人の弟子のひとりであるゼアノートが、自ら被験者に志願してくれた。

ゼアノートの心をさぐれば、心の奥に閉ざされた過去が呼び覚まされるかもしれない。弟子のひとりエヴェンも強い興味を抱いているようだ。

けれど本当に彼でよいのだろうか。彼は優秀すぎるのだ。人を超えたほどに。

 

レポート2

”心の闇”の研究計画は、急速に巨大化した。最年少の弟子イエンツォの熱心な進言により、城の地下に大規模な研究施設を整えると、6人の弟子たちは、私に隠れて危険な実験を始めたのだ。

いかなる理由があれども、人の心の奥底に他者が干渉してはならなかったのだ。私は自らの過ちに絶望した。

私の心をいやしてくれたのは、”ミッキー”と名乗った小さな王で、彼はその手に伝説の鍵をたずさえていた。かつて世界に混沌と繁栄をもたらしたといわれる”キーブレード”だ。

彼の助言により地下研究施設のデータを全て調べなおした私は”アンセムレポート”を発見した。私が記した文書はナンバー0のみ。その続きはあの男が勝手に書き進めていた。

 

レポート3

我が弟子ゼアノートが作成した”アンセムレポート”には、闇に関するおぞましい実験の過程と、地下の暗闇に現れた”扉”についての仮説が記されていた。

ゼアノートだけではない。エヴェン、イエンツォ、ブライグ、ディラン、エレウス、彼らはもう人であることをやめてしまったのだ。

私はすべてを奪われ、無の世界へと追放された。無の中の闇”Darkness in Zero” 私はDiZと名乗ろう。奪われた名前”アンセム”を捨て…復讐を。

 

レポート4

ゼアノートたちは何をめざしているのか?”アンセムレポート”の謎を解明して彼らを阻止し、倒さなければ。それが私の使命…世界に償う、唯一の方法だ。

心なきもの”ハートレス”の存在が鍵であろう。

生命を構成する3要素…心、魂、肉体。生命が心を失ったとき、残された魂と肉体は?器である肉体に宿った魂が離れるとき、生命は死を迎える。しかし心が離れるときはどこへ?心が肉体を離れても、生命は滅びない。ただ心のみが闇へと消え去るだけだ。

時間がない。私の心はすでに闇に囚われつつある。

 

レポート5

6人の裏切者たちは、ハートレスをつくりだす研究を行っていた。

生命の心から”ピュアブラッド”のハートレスを生成するだけでなく、それらを利用して人工的にハートレスを合成していた。しるしを与えられた人造ハートレスを、彼らは”エンブレム”と呼んだようだ。

仮にあの男が自らの魂と肉体を捨ててハートレスとなれば、本来統率できないはずのハートレスどもを統制できるのではないか?さらに奴は心を求めるハートレスの本能を利用する気ではないか?彼らがより大きくて強い心をめざすのであればその最終目的は”世界の心”だ。

 

レポート6

私は、闇の力を得、無の世界から外界へつながる道”闇の回廊”を見出した。私は、ゼアノートたちの目をあざむくために姿を変え、光の世界へと戻った。

やはりゼアノートはハートレス化していた。そして、奪い集めた”世界の心”から大いなる闇を呼び寄せ、全てを闇に回帰させようとしている。なおほかの5人の弟子たちは姿を消していた。

真相を追ううち、私は特異な存在を知った。

生命が心を失ったときに残される魂と肉体。ハートレスが生じるとき、光の世界から消え去るそれらは、異なる別世界において、まったく新たな存在として生まれ変わっていたのだ。

 

番外編3へつづく